函館及び近郊に住んでる方!

ボクシングで心も体も強くなりませんか?


こんにちは!

 

このページでは、ボクシングとは何?から始まり、ボクシング技術の紹介、ボクシングに必要な道具、その他心構えを紹介しています。

 

経験者の方は勿論、これから始める人又は興味がある人に少しでもお役に立てればと思います。

ボクシングとは?

ボクシングとは、両手にグローブをはめ、こぶしで相手と打ち合い勝負する競技です。(拳闘とも言う) 

 

ボクシングにはプロとアマチュアがありルールの違いにより別の競技といってもよいほど競技性は変わります。

 

それではプロとアマチュアの違いを見てみましょう。


プロとアマチュアの違い

①アマチュアは最長3分3ラウンド、プロは最長3分12ラウンド。

 

②アマチュアはヘッドギアあり(改正により現在女性とジュニアのみ)、プロはヘッドギアなし。

 

③アマチュアはランニングシャツ着用、プロは上半身裸。(男)

 

④アマチュアはジュニアとシニアに区分、プロは年齢区分なし。

 

⑤アマチュアは階級をキログラムで区分、プロは階級をポンドで区分。

 

とこんな感じです。

ヘッドギアをシニアで廃止にした理由は、脳震盪の発生頻度の関係によるものだとされており、専門家の見解でヘッドギアをしていた場合の方が脳震盪を誘発しやすいということなのでしょうね。

 

女性とジュニアはバッティングによる裂傷防止と、ダメージを与える力がそれ程強くなく、ヘッドギア着用による脳震盪発生頻度が少ないので着用を義務付けているものだとされています。

 

ボクシングをやるからには危険が常に伴う競技なので、常日頃よりあらゆる攻撃を想定した防御はしっかりと練習するべきでしょう。


パンチの種類

ジャブ

右利きの場合は、左手を真っ直ぐの軌道で素早く前に出し素早く戻します。(左利きの場合は右手を)

 

ジャブはダウンを狙うパンチというよりも、相手との距離を測ったりダメージを蓄積したり、フェイントや捨てパンチとして使われます。

 

ストレート

右利きの場合は、右の拳を真っ直ぐの軌道で前に出します。

 

ジャブと違うのは、早さよりもパワーが必要で足と腰と肩の連動が重要です。

 

ストレートは一撃必殺のパンチなので、上手く当たればKOを狙う事が出来ます。

 

フック

弧を描くように相手の側面に放つパンチです。

 

フックは腰と肩の連動と遠心力を利用して放つ強力なパンチです。

 

上手い角度で当たると、相手に大きなダメージを与えることができ一撃必殺のパンチにもなります。

 

ボディーに放つボディーフックもあります。

 

タイミングよく右脇腹に入ると相手の動きは止まるでしょう。

 

アッパー

 相手のアゴを狙い、肘を曲げたまま下から突き上げるように放つパンチです。

 

アゴにこのパンチを受けると、脳が揺れるため意識とは別に体が動かなくなり、立っていることが出来なくなります。

 

接近戦で威力が発揮される、こちらも一撃必殺のパンチです。

 

ボディーに放つボディーアッパーもあります。

 

良い角度で鳩尾(みぞおちのこと)に入ると相手の動きが止まるでしょう。 


防御の種類

ブロッキング

腕で相手のパンチをガードする技術です。

 

ウィービング

上半身を上下左右に動かし、相手のパンチを避ける技術です。

 

パンチを見切る動体視力が必要ですね。

 

ダッキング

上半身を前に屈めて相手のパンチを避ける技術です。

 

膝をリズムよく使う必要があります。

 

パーリング

自分のグローブで相手のパンチを払い落す技術です。

 

とても有効で払いのけたあと、相手がバランスを崩したところを攻撃します。

 

スウェーバック

上半身を後ろに反らして相手のパンチを避ける技術です。

 

攻撃に転じる事を考え、後ろに反らすのは最低限の範囲に留めましょう。

 

バックステップ

後ろにステップすることで、相手のパンチの届かない範囲に逃げる技術です。

 

繰り返すと相手のペースになりやすいのでご注意。

 

ヘッドスリップ

頭の位置を変えて相手のパンチを避ける技術です。

 

前に前に行く選手にはとても必要な技術です。

 

スリッピングアウェー

相手のパンチと同じ方向に顔を捻ることで、相手のパンチの威力を無くすとても高度な技術です。

 

動体視力と首のしなやかさが必要です。

 

ショルダーブロック

L字ガードを使う選手には必須の防御です。

 

肩を上げて顔面へのパンチを防ぎます。

 

フロイド・メイウェザーですね


スパーリングとマスボクシング

スパーリング

 

試合を想定した練習試合ですが、もちろんダウンやKOもあります。

 

実際に本気モードで殴り合うので向き不向きもあります。

 

慣れないうちはすぐにバテます。

 

スムーズに動くにはメンタル的な部分が多いので相当の慣れが必要です。

 

はじめてのスパーリングでボコボコにされて辞めていく人も多いです。

 

しかしスパーリングなくして強くはなれないのも事実です。

 

スパー中は常に考えながら動き、終わったら反省を繰り返して自分の能力を高めていきましょう。

 

危険度が高いのでヘッドギアやマウスピース、出来ればファールカップを着用しましょう。

 

ジムのトレーナーや関係者の指導の下に行うのが前提です。

 

マスボクシング

 

フットワークやパンチスピードは落とさずに、お互いパンチを当てずに行う練習試合です。

 

お互い熱くなるとスパーリングに移行してしまう場合が多々ありますので、指導者はそのような場合一旦止める判断も必要です。


ボクシングに必要な道具

ボクシングをはじめるにあたって必要な物です。

 

サンドバッグ、縄跳び、ミットは基本ジムに備えている物を使います。

グローブ(借りることは出来る)

 

たいていのジムに備えてありますので借りることが出来ますが、様々な人が使っているので、嫌な人は軍手をはめたりマイグローブを購入すると良いでしょう。

 

普段のサンドバッグやミット打ちには8オンスか10オンスが良いでしょう。

 

スパーリングは14オンスか16オンス(片方約450g)のグローブを使いましょう。

 

Winningのグローブが良いですが値段が高めなので、次にお勧めはTwinsのボクシンググローブです。

 

Winningの値段との差はかなりありますが、本革で耐久性とホールド感は安心できます。

 

これより安い物は沢山出回っていますが、耐久性やホールド感が全く違います。

 

マジックテープが弱かったり、内側のスポンジがボロボロしたりとしっかり練習する人は1年持たないでしょう。

 

重さにより値段は変わります。

 

色もWinningは数色、Twinsは沢山のカラーが用意されていますので一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 

使用後は手入れを怠ると雑菌が増殖し悪臭を放ちます!

 

中の汗をふきとり、風通しの良い場所に干して乾燥させると臭いはつきませんよ!

 マウスピース(自分で用意)

 

普段の練習では使いませんがマスボクシングやスパーリングでは必須です。

 

噛み絞めることにより歯やアゴを守り、また力が入れやすくなります。

 

マウスピースは歯医者さんでしっかりとした物を作ってもらうこともできますが、値段が高いので熱湯を使い自分の歯型に合わせることが出来るようなものが市販されています。

 

それほど難しくないのでそちらを利用するのが安上がりでしょう。

 

使った後はしっかりと洗い乾かしましょう。

 

下に紹介しているのは老舗ブランドWinning社製マウスピースです、私もこれを使っています。

 

専用のケースもありますが高いので、100均でマウスピースが入る大きさのケースを買えば十分ですよ。

バンテージ(自分で用意)

 

拳と手首を守ります。

 

巻いてるときは何となく気が引き締まりますね。

 

巻き方は指導者に聞くと教えてもらえますが、一回で覚えるのは大変なので現在はYouTubeでも巻き方が紹介されているので一度ご覧になってみては。

 

普通のバンテージをしっかり巻くと5分から慣れないと10分位掛かってしまうので、もし面倒な方はWinning社製はめるだけの簡単装着バンテージもありますのでご検討ください。

 

バンテージも使用後は基本水洗いしたほうが良いです。

 

軽く手洗いで干すだけでも臭いがなくなります。

 

臭いバンテージを使用しているとグローブの中も臭くなるのでご注意を!!

ボクシングシューズ(自分で用意)

 

ボクシングシューズは高価で摩耗が早いので、初心者はトレーニングシューズでよいかと思います。

 

お金に余裕があるか慣れてきて試合に出るのであれば、ボクシングシューズを買えばよいと思います。

 

レスリングシューズを代用している人も多いので(レスリングシューズの方が安い)そちらも検討してみてはいかがでしょうか。

トレーニングウェア(自分で用意)

 

ボクシングジムやキックボクシングジムは、練習するのに武道の道着のような決まった物はありません。

 

半袖短パンの方やウィンドブレーカー、ジャージの等の動きやすい恰好の方が多いです。

 

基本トレーニングが終わる頃には余裕がないので、恰好なんてどうでもよくなります!

 

非常に汗をかくのでタオルと着替えは持っていった方が良いです。

 

トレーニング後に体を冷やさないように、長袖は一枚持っていきましょう。

 

ドリンク(もちろん自分で用意w)

 

非常に大事です。

 

忘れるとトイレの水でも飲みたくなりますよ(笑)

 

水やお茶でも良いですが、発汗により体内の塩分濃度が低下するのでスポーツドリンクが良いでしょう。

 

まとめ買いがお得です。

必要に応じて用意した方がよい物

大きめのバッグ

 

マイグローブ等を持っている人はもちろんですが、着替えやシューズを入れるので安くても大きめのバッグが重宝しますよ。

ナックルゲルガード

 

クッションで拳を守ります。

 

稀に骨折や腫れたりする人もいますので、自分をハードパンチャーと思う人は拳を痛める恐れがありますので、用意したほうが良いでしょう。

 

ちなみに試合では装着禁止です。

 

スポーツ用のヘアバンド

 

練習中に髪の毛が下がったり汗が垂れてくるのを防ぎます。


まとめ

いかがでしょうか?

 

ボクシングを始めるにあたって、基本的な事柄をご紹介しました。

 

ボクシングは簡単に始めることはできますが、二本の腕のみで戦うので高い技術が必要な競技です。

 

実際始めてみるとわかりますが、奥が深いことに気付かされます。

 

しかし練習した分だけ上達しますので、真面目に練習すると1年後にはびっくりするほど強くなっているでしょう。

 

女性や高齢の方、ダイエットや健康維持目的の場合、事前に話しておけばスパーリング等の危険な練習をさせることはないでしょう。

 

ジムワークの他にも見えない努力、自主トレーニングの必要性も是非ご覧ください。

 

人の倍努力する!努力は裏切りません、結果は後から必ずついてきます!

 

ぜひこのサイトを見たのをきっかけに、ボクシングを始めていただければ幸いです。

 

過去には函館出身の世界チャンピオンがいました、練習場所さえあればあとは自分次第でどんどん強くなれます。

 

なお、ブログも気が向いたら更新していますので覗いてみてください!

 

皆さんのご健闘ご活躍を、陰ながら応援させていただきます!

白 南 會 ボクシング部